給食運営(自営/直営・委託/受託)の切り札となるクックチルとは?
「クックチル」は新調理システムといわれる調理、食材保存方法のひとつで、加熱調理後(90分以内に)に急速に冷却(中心温度3℃以下に)することにより、菌の繁殖を抑えたまま衛生的に保つ調理法です。
一般的に保管できる期間は、一次加熱より5日間となります。
また献立や利用シーンなど場合により、真空調理を併用する場合もございます。
なぜ今「クックチル」なのか。
現在多くの高齢者施設や老人ホームや病院などで、コスト削減の必要から、厨房運営の見直しや省人化の波がきています。
そんな中効率化に大きな効果が期待されるクックチルやニュークックチルといった新調理システムが再度注目されています。
施設外部のセントラルキッチン(CK)にて厳密な衛生管理の元製造された食材を、施設厨房にて湯煎及びスチームコンベクションオーブン(スチコン)にて温めや盛り付けを行うことで、調理師不在であっても補助スタッフで手軽に提供が可能になります。
直営給食だけでなく給食の委託現場でも「クックチル」の波。
特別養護老人ホーム(特養)やその他高齢者施設、老人ホームや病院などの厨房運営で主流である外部委託によるクックサーブ(当日の現場調理)形式ですが、昨今の効率化の中で「クックチル」食材を取り入れた、ニュークックチル方式(再加熱カートを利用した計画的なお食事準備)での提供を行う業者も増えてきました。
外部委託も食材価格の高騰や人材難による価格上昇の傾向にあり、施設・業者双方で早急な効率化が求められています。
ケータリングなど様々なシーンで活躍する「クックチル食材」
調理済み真空冷蔵袋食材(クックチル食材)は保管が効くので様々なシーンで必要に応じた利用が可能です。
例えば、老人ホームなどの高齢者介護施設に関わらず病院、保育園や社員食堂など、ケータリングに対応した食材の供給も可能です。
無駄なく衛生的な状態で手配できるので、催事やイベントでの利用にも適しています。
【クックチル食材利用例】
ひとえに「クックチル」食材業者と言えども千差万別。
「クックチル」製造の世界も様々な業者が参入し、それぞれの強みを活かしたサービスを展開しています。
クックチル食材そのものの品質レベルも数年前と比べ格段に向上しております。
価格面や魅力的な献立、利便性なども含め選択肢が増えています。
ただ、中には契約をしたものの、トラブルばかりの業者もいると聞きます。
利用者様の健康を担う毎日の大切なお食事ですので、もしもの時のサポート体制はどうなっているか、も大切なポイントとなります。
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袋食材に特化して「クックチル」食材のパイオニアでもあるセンターミール株式会社では厨房現場にてリヒートウォーマーや再加熱カートなどを取り入れた「ニュークックチル(新調理システム)」のご提案実績も多数です。また、クックチル食材を使用した給食業務委託契約も受託しております。
ぜひお気軽にお問合せください。